代表から皆さんへ
Message
会長×社長
メッセージ対談
効率優先では人は育たない。
黒住会長
我々はB to Bのシステム会社ですが、「これを何とかしたい」というお客様とともに、プロジェクトという同じボートに乗って目的地を目指します。安全に、期限までに、約束の港に着けるよう日々を一緒に暮らす。その間にはいろいろとあるわけで、なんとか辿り着いたときの達成感は大きいですね。「ありがとう」と言ってもらえるうれしさはもちろん、学ぶことが多く、我々自身も成長できる。お客様と苦労をともにすることで、次の仕事につながることもあるよね。
櫻澤社長
そうですね。「心豊かなIT構築を、心地よいIT活用へとつなぐ。」とパーパスに掲げているように、お客様や仲間との豊かな関係性の中で、エンドユーザーに心地よいものをつくるというのが、クレメンティアの仕事の在り方です。メンバーの成長もあります。
黒住会長
そこは、大切だよね。「大丈夫かなぁ、不安そうだなぁ」と思っていた入社1年生が、プロジェクトを経験して1年もすると、しっかりしてくる。やっぱり自信がつくんです。先輩達も「自分もそうだったな」という経験があるから、後輩を面倒みるわけで。これが効率優先の企業文化だと、こういった体験はしにくいんじゃないかな。効率だけなら、外部からできる人を集めればいい。でも、それでは、人は育たない。
遠慮がない尊重、下を引っ張り上げる文化。
櫻澤社長
クレメンティアの文化と言えば、やはり互いを尊重し合えること。それも、遠慮がない尊重です。これは社員の中でもよく言われていて、「社員インタビュー」にも出てきていますよね。あと、私が思う文化は、自分が目立つために人を押し下げないこと。自分が成長するときに、下を一緒に引っ張り上げる。そうすると自分がステップアップしたときに、後輩達が助けになってくれる。なぜ後輩を育成するかというと、奉仕しているわけではなく、自分のためでもあることを体験上わかっているんです。実際に体験したことだから後輩にも伝えられるし、文化になっている。
黒住会長
それって、クレメンティアのコア・コンピタンスとも言えるかもね。大きい投資をしてもすぐにできる文化ではない。
櫻澤社長
この文化を自分の代で、どれだけ強固に継続できるかは、私の中での大きなテーマです。こうした文化は、築き上げるのはものすごく時間がかかるけれど、崩れるのはあっという間です。
血の通った仕事は、人への興味から。
櫻澤社長
クレメンティアでの仕事の適性は、“IT業界に興味をもてること”“人に興味をもてること”が大きいと思います。IT業界はどんどん移り変わります。そこに興味をもてなくては追いつくことはできません。そして、人に興味をもてるか。お客様やエンドユーザーに興味がなければ、質のよい仕事はできません。また、自分や先輩に興味がなければ自身の成長はありません。後輩に興味がなければ育成はできません。
黒住会長
相手がどういう感情で、何をしようとしているのか。相手の人間に関心が無ければわからないからね。そのためには自分自身も知らないといけない。それがあって、より血の通った仕事ができるようになるんだと思いますよ。そうでないと最低限の仕事で終わってしまう。とりあえず終わりました、というような。そんなの誰のためにもならないよ。
誠実が正解。安心して苦労しよう。
黒住会長
努力と成長は比例してほしいが、そうじゃない時期はあります。成長曲線は理想通りにいかないものなので、安心して苦労してほしい。
櫻澤社長
若いうちは、プログラミングとテストを担当することが多いけれど、この領域が苦手な人もいます。でも、その後に上流工程で花開く人もいます。プログラミングと上流工程では求められる資質が異なる部分もあり、どちらもできる人もいれば、どちらかで力を発揮する人もいる。システム開発は一人でやる仕事ではないので、チーム内でバランスがとれていればいいんです。大切なのは自分の努力と環境です。チャレンジすることに制限はありません。失敗は次につなげられますから。我々は長く安心して働ける場を提供していきます。
大切なのは自分の努力と環境です。チャレンジすることに制限はありません。失敗は次につなげられますから。我々は長く安心して働ける場を提供していきます。
黒住会長
誠実にやっていると損をするみたいなことは違うと思う。長い目でみれば、誠実にやるのが正解。
黒住会長
櫻澤社長
クレメンティアは、あなたが安心して苦労できる会社です。ともに質の高い仕事をし、成長していきましょう。